埼玉県立精神保健福祉センター精神科救急情報センター担当 主査:鴻巣 泰治
2005-11-24 12:39:14 |
西川様からの受ける立場側のご意見は、つくづく考えさせられます。小野氏も記載しておりましたが、自分の地域で神戸や中越のような事が発生した場合、はたしてどんな体制が取れるのかとつくづく考えさせられます。現地に公務員として派遣された者として、今後は更に役に立つような準備をしなければならないと考えています。
本題に戻りますが、私が神戸市灘区保健所で経験したことを少し書き込みます。私が神戸に入ったのは、震災から1ヶ月後でした。この時期の神戸の各地には自衛隊、自治体、ボランティアや各学術団体、現地に調査に入る団体等数多くの方々が神戸に入っていたように思います。
灘区保健所内では、連日多くの救援活動の保健師さんや衛生担当者等が来所していました。1ヶ月後ということもあり、不眠不休の時期から脱したばかりの時期だったようでした。私自身現地での滞在が5日を過ぎたこともあり、顔を覚えて頂いたからかもしれませんが、休憩中に世間話をしていたところ、「毎日の説明のボランティアが欲しい。」とぽつりと話されました。
連日全国の自治体から応援の方々が来てくれることは大変ありがたいし、復興に欠かせない。しかし、私たちは連日のように入れ替わる応援の方々に、毎日説明に午前の時間が裂かれてしまい一向に自分の担当業務に取りかかれない。と言う旨のお話しでした。短期でのローテーション場合、業務を理解し活動を始めると、すぐに期間が修了し新たな応援の方に変わってしまう事になっているようでした。
ともすると、応援しているはずなのに実は負担をかけているということも発生している事を理解しなければいけません。
私たちのチームは引継時間として、夜間と翌半日間を現地で重複して滞在し、入念な引継を行い、現地に迷惑をかけない方法をとっていたので、現地のスタッフへの迷惑行為は少しは押さえられたかと思っています。
昨年の新潟では、神戸の経験を活かし、1チーム7泊8日というやや長めの活動。夕方から翌午前中までの2チームの重複時間を設け現地での決まり事などを含めた入念な引継時間の確保。最初に心のケアチームという立場で入った事から、現地スタッフとのやりとりの中で今後心のケアチーム活動の方向性を共有し、アウトラインを作成させていただきました。
また、「神戸での説明のボランティア」のマネージメント機能については、私たちが活動をさせていただいた川口町では、国立病院機構の事務担当者が、医療チームの現地活動のマネージメントを行っておりました。どの医療チームいつまで活動をし、新たにいつから入ってくるのか。活動拠点はどこなのか。漏れている地域は無いのか。等をマネージしていたようです。
このようなある程度の枠がはっきりしている事については、他の自治体間の相互協力は簡単に出来ることと思われます。
現地自治体職員のバックアップという視点から考えると、応援する場合に2泊3日とかでなく、ある程度の期間(短くても1週間程度・・)は必要ではないかと思われます。いくら自治体間といえども、信頼が築ける関係にないと業務がスムーズに行かないのでは無いでしょうか?
すみません。また今度もとりとめもなくなってしまいました。現地職員をバックアップするために公務員同士の相互協力が必要であり、現地スタッフの意向を汲んだ支援のマネージメント、更にある程度の期間の援助が必要と思われます。
また、支援期間修了後の支援も視野に入れなければならないと思います。
支援を受ける側からのご意見をもっとお聞きしたいところです。
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