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「神戸の絆」ネットワーク
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神戸の絆ネットワークは、東南海・南海地震など今後発生が想定される大災害に対して、「防災・安全・安心」をキーワードとした自治体職員の絆を広げ、専用のホームページを通して情報共有をすすめ、各自治体職員の自立的な支援活動につなげることを目的とします。

平成19年能登半島地震の被災地の状況(5月8〜9日)



神戸市からの今後の支援をどのように行うのかを検討するため、平井健二危機管理監と危機管理室の多名部重則主査が、輪島市と穴水町を訪問しました。そのときの様子をお知らせします。

これに先立ち、4月30日から5月2日までの3日間、仮設住宅での入居者の健康管理について、穴水町と輪島市の保健師に対する助言を行うために、神戸市から2名の保健師を派遣しました。
写真:倒壊家屋の解体撤去

倒壊家屋の解体撤去が進む輪島市門前地区


写真:仮設住宅1

輪島市門前地区 道下(とうげ)仮設住宅
輪島市の門前地区には、180戸の仮設住宅が建設されました。避難者のほとんどがここに入居できたため避難所はすでに解消していました。その中で道下(とうげ)地区には、今回の被災地でもっとも多い150戸の仮設住宅があります。

義捐金や生活再建支援金の支給額が明らかになるにつれ、壊れた住宅でも補修ですませようとする住民が多くなりました。できるだけ早い時期に、被災者へどのような資金が支給されるのか明らかにすることが生活再建のうえで大切ます。


写真:仮設住宅2

玄関には雨よけと段差(大震災の教訓です)
写真:仮説住宅3

こちらの玄関はバリアフリー仕様

写真:仮設住宅4

歩くところは簡易舗装(排水路も整備)
写真:門前災害対策本部2

集会所(談話室としても利用可能)



輪島市の深見地区は、海岸沿いの道路の上の急傾斜地が崩落したため、いまだ孤立した状態です。住民は昼間の一定の時間にだけ、家財の取り出しや農作業のためこの地区に入ることができます。普段は道下地区の仮設住宅で暮らしています。

この急傾斜地は、山頂部を削り取り、安全な勾配とする大規模な災害復旧工事が行われています。安全が確保できるまで住民は戻ることはできません。輪島市の計画によると、2年近くかかるかもしれないということです。
写真:深見地区1

深見地区 左右に急傾斜地

写真:深見地区2

住宅のすぐ背後が急傾斜地
写真:深見地区3

急傾斜地の崩落で海岸沿いの市道が通行不可

写真:避難所4

24時間体制で急傾斜地を監視中

地震による被災者は、家屋が倒壊した住民だけではありません。この地区の住民の多くは、自らの家屋は無事であるにもかかわらず、元の生活に戻ることができません。

平成16年の新潟県中越地震の被災地でも同じようなことが起こりました。旧山古志村(長岡市)や十日町市の樽沢地区などでは、大規模な災害復旧工事を実施して、ようやく1年以上経過して元の住宅に戻れたという住民が多くいます。




穴水町では、駅前地区に家屋被害が集中しており、町全体で45戸の仮設住宅が建設されました。仮設住宅は、もとの居住地のすぐ近くに建設されています。

町役場では、復興対策室を設置し、駅前地区をどのように復旧・復興させるのかの検討を住民とともにはじめたところです。
写真:穴水町1

穴水町の駅前商店街

写真:穴水町2

営業を開始した店舗
写真:穴水町3

家屋の解体が進み更地が多い



この後穴水町より、震災後、区画整理事業など復興に向けたまちづくり事業に従事した職員派遣の要請がありました。これを受け、都市計画総局の中山久憲市街地整備部長らを、5月15日から16日まで同町に派遣し、現地の調査を踏まえ、まちづくり事業の具体事例を紹介するとともに、その経験とノウハウを生かしたさまざまな助言を行っています。今後、穴水町役場を中心に住民自身が、町の将来像を考えていくいくことになりそうです。